[世界観] 新西暦195年

『スーパーヒーロー作戦』における新西暦195年は、現代として扱われる。

目次

繁栄の影に潜む戦乱の胎動

宇宙人の侵略や悪の組織の暗躍はすっかり過去のものとなり、地球圏は繁栄の時代を迎えていた。

その一方で、自治権を唱えるコロニー(宇宙植民地)が増えており、地球連邦政府は弾圧していた。
かつて人類を守っていたTDF(地球防衛軍)は、地球連邦政府の先鋒として武力を行使していた。

結果、地球圏内に数々の反TDF組織が生まれてしまう。
それぞれの勢力の思惑が絡み合い、時代は再び暗い影に覆われる様子が出てきていた・・・

新西暦195年

異星人の侵略戦争や怪獣の出没、謎の組織の暗躍が相次いだ「混乱の時代」から40年が過ぎ、地球圏は繁栄を極めていた。

しかし、ようやく手にした平和の中で地球圏は大きく2つの勢力に別れようとしていた。
一つは地球圏を統合する地球連邦政府とその直轄軍隊であるTDF。

もう一つは宇宙に浮かぶスペースコロニー群である。

本来、スペースコロニーは地球連邦政府管轄下の宇宙植民地であったが、長い年月を経てその数が増え、植民地としての意味合いが薄れてきていた。

そこで、宇宙に住む人々はコロニーの自治権を得るため、地球連邦政府からの独立運動を展開し始めた。
中には一つの国家として独立に成功したコロニーもあったが多くの宇宙居住者は地球圏の秩序維持を目的とするTFDによって弾圧された。

もはやTDFは異星人や怪獣の脅威から人々を守るための軍隊ではなく、宇宙居住者を軍事力で制圧する存在になりつつあった。

そして、TDFに対抗するレジスタンス組織がコロニー間でいくつか誕生した。

その中の一つ、「ネオバディム」と呼ばれる謎のゲリラ組織はモビルスーツを使用したテロ行為を展開し、TDFだけでなく地球圏全体を新たな脅威に陥れていた…。

『スーパーヒーロー作戦』OPより

勢力図

新西暦195年は主人公がレジスタンス集団「ピースクラフト」の一員として活動する時代。
勢力図はシンプルだが、各々が敵対しているだけでなく、個人間でも複雑な関係性となっている。

ストーリーを進める上では、キチンと関係性を整理して物語を理解したいところ。

「スーパーヒーロー作戦」新西暦195年勢力図
新西暦195年の勢力図
ポイント

主人公はピースクラフトの特殊工作員として活動するが、ピースミリオン以外の組織とは敵対することになる。

その敵対組織も協力関係は一切なく、各組織が自分たちの思惑に基づいて行動している。
時には争い、時には共闘する、非常に複雑な関係性となっている。

ネオジャパンコロニー

元ネタは『機動武闘伝Gガンダム』に登場する国家。
「スーパーヒーロー作戦」においては、完全自立型機動兵器「アルティメットガンダム」を使用してTDFの壊滅を画策している。
しかしアルティメットガンダムは地球圏全体を破滅に繋がる可能性を見抜かれ、各勢力から狙われることとなる。

ネオバディム

悪の組織に上層部が乗っ取られて腐敗した新TDFを打倒すべく立ち上がった組織。
しかし、後に地球圏の様々な悪の組織や宇宙人・怪獣などの能力も手に入れており、コロニー独立や打倒TDFの為ならばどんな手段も厭わない最強最悪のテロリスト集団となっている。

ピースミリオン

元ネタは『新機動戦記ガンダムW』に登場する架空の兵器。
「スーパーヒーロー作戦」においては、アルティメットガンダムの破壊を目的としたガンダム乗りの集団。

ピースクラフト

戦闘で機体を爆破され宇宙を漂っていた主人公を救出した組織。
TDFやアルティメットガンダムと敵対しており、ピースミリオンと手を組みながら戦いを続ける。

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